ちょろの癒し部屋【スピリチュアルブログ】

ワクワクと癒しを提供しようと、毎日スピリチュアルブログを更新しています。

「バイトテロ」は一つのデモ?

おはようございます。

ちょろです。

本当に寒いわー。2月12日。

まだ全く雪は降っていない南国です。

今年は本当に暖冬ですね。なかなか雪が積もりません。(例年だと何度か薄っすら積もりますが、、今年はゼロです。)

 

最近、巷で大きな話題の一つになっている「バイトテロ」「バカッター」などのバカみたいな話。本当に大人や社会、会社を舐めていると思います。

でも、本当に「彼らだけ」が悪いのでしょうか?

 

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犯罪行為は犯罪行為。きちんと損害を請求すべき。

基本、彼らがしていることは企業に損害を与える行為で、社会人としてしてはいけないことだと思います。

企業に大きな損害を与える行為で、彼らが行ったことで何万、何百万、何千万、何億円の損害が必ず出ていると思います。

少なくとも、その日から企業が決めている売上予算に達していない額分は「彼らのせいで未達に終わった」と言われても仕方のない行為。

つまり、極端な話その未達額は彼らに請求がいっても変じゃない。ってくらいに大きな問題だと思います。

「くら寿司」さんは訴訟を起こして下さるとか。まあ当たり前ですよね。

あまりに真剣に働く人や、そこで商いをしようとしている大人を舐めた行為です。

毎日毎日真剣に積み上げてきた「お客様への信頼」をぜーーんぶぶっ壊しているのですから。

信頼を築くことは一朝一夕では出来ません。物凄く長い年月をかけて信頼を築いていくわけです。

その重みを本当に理解していない「バカ」なのは間違いありません。

でも、本当に彼らだけが悪いのでしょうか?

 

彼らにも言い分があるのか?

恐らく彼らは物心がついたころから「ネット」というものに触れて育ってきた世代だろうと思います。

何でもかんでもインターネットで買えるし、何でもかんでも調べようと思えば情報を得られるのです。

人とのコミュニケーションもメールやSNSなど瞬時に情報を共有できることに慣れています。

 

人っていうのは昔は実際に会いに行って、話して、仲良くなって、信頼を得て、コミュニティを作り上げていきました。コミュニティを作り上げるにはそれ相応の信頼と時間が必要でした。

でも、今の「ネット」が当たり前の中で育ってきた人間は、その「古き良き出会い」を知らずに育ってきている可能性が高いのではないかと思います。

 

良い情報も、悪い情報も全てネットで調べれば分かってしまう。

特に悪い情報はインターネットに山のように溢れています。

しかも、その情報は信ぴょう性がない物も沢山あります。

人間が求めた「便利な社会」が進化した結果「便利すぎる社会」に変わって、彼らはその「便利すぎる社会」の中で育ってきたのです。

 

確かに何でもあっという間に手に入るので手に入るまでの「苦労」をしりません。

例えば、その情報を得るまでにどれだけの人が関わっているのか?そのお客様に来ていただく為にどれだけの時間がかかっているのか?そのサービスの質を維持するためにどれだけの人が苦労して時間をかけているのか?を知りません。

 

時間の感覚が10年、20年前と全く違うのです。

 

なるようにしてなった事

そんな中で生きてきた若者が安易にこういう「バイトテロ」や「バカッター」行為を繰り返します。

多少の後ろめたさがある子もいるでしょうが、それ以上に「抑圧されたストレス」があるのかもしれません。

昔は、故尾崎豊さんの歌にもあるように、

”盗んだバイクで走りだし”  ”校舎の窓ガラスをたたき割り”

色んな抑圧されたストレスを発散する方法があったのかもしれません。

今は、その20年前とは比べ物にならないほどの量で「ストレス」が若者に乗りかかっている可能性も否定できません。

 

そして、そんな物理的なエネルギーでストレスを発散する術もなくなってきているのかもしれません。

(ゲームなんかで、簡単に「人殺し」が出来てしまうことにも何か原因があるのかも)

そんな便利が当たり前の中で育ってきた若者が

「夢」や「願望」を持てるのでしょうか?

もちろん、「夢」や「願望」を持って前向きに生きている若者もごまんといると思います。

でも、昔はもっと沢山いたのかもしれません。

どんなに夢や希望を語っても、「ネットで調べたら無理だった」とか「そんなのなれるわけない。ネットに書いてある」「失敗したらこのネットの記事みたいになるぞ」とかすぐに否定されやすい環境になっているのは間違いありません。

 

僕も、「金持ちになりたい」と思っているのですが、多くの人から批判も応援もされます。

その「他者からの声」の量も質もスピードも昔とは比べ物にならないくらい高まっているのかもしれません。

 

でも、それは理由にならない

だからといって、「ストレスがあるから、犯罪行為をすることも仕方ない」というわけではありません。

犯罪行為は犯罪行為。すぐに賠償金を請求して「自分がどれだけのことをしでかしてしまったのか?」をきちんと理解させるべきだと思います。

逆にそこできちんと「人と人」として対応してあげることで彼らは改心し「物事の大切さ」を学ぶのではないでしょうか?

「子供だから」とか「バカだな」くらいで済ませるのではなく、「きちんと損害賠償、つまり金を払って償え」とすることで「大人」として対応させることも必要だと思います。

僕はもうオッサンです。

もし、僕がこんな「バイトテロ」をしてしまったら、解雇だけでは済みません。

社会的信用も、お金もきっと全てを失ってしまうはずです。

 

若者の彼らにはまだ時間も体力もあります。

行動すればお金も稼げます。

 

適正な損害賠償をしてもらって、逆に未来を彼らのような若者に託したい。と僕は思うのです。

 

最後に、バイトテロをするような若者に言いたい。

 

「大人、舐めてんじゃねーぞ。コラ。」

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。