おはようございます。
ちょろです。
先日、「北向き地蔵」というお地蔵様に参拝に行ってきました。
「無病息災」や「家内安全」、「体の悪い病気が無くなる」「縁結び」などのご利益があると言い伝えられているそうです。
人間というのは「人知を越えた何か」を「神様」とか「仏様」の姿を信じて納得しようとしてきました。科学技術が発達してきた今だからこそ、そのような「人間らしさ」というものが必要になって来るのではないでしょうか?
「宗教」と「人の心」というのはかなり関係性が深く、しかも「宗教」というものがあるおかげで今の世界は成り立っている。と思うのです。
北向き地蔵とはなんでしょうか?
北を向いている「地蔵菩薩」です。「地蔵菩薩」とは通常日本では親しみを込めて「お地蔵さん」とか「お地蔵様」と呼ばれます。
元々は、子供にも親しみやすい菩薩観音の像を言っていたようです。
大きな菩薩像にお参りするのが普通ですが、「地域を守る菩薩像」を人が考え、誰でも親しみやすく出来るように優しい表情にしてあります。
子供たちも気軽に仏様にお参りできるようになっていたのですね。
それだけ、昔から日本人は仏教と密接な関係を持っていたようです。
小さな子供のころから「菩薩像」にお参りに行くことで「仏教」をより身近なものにしようとしていた、つまり小さなころから仏教を信仰しようとしていたのですよね。
とりあえず、田舎の道を進んでいきます。
何もないところです。
水はきれいだし、空気も澄んでいます。人も殆どいません。周りは見渡す限りの畑。
カエルと虫の鳴き声が響くのみ。
そんな場所から車を走らせ20分。
山道を登った先にありました。
こじんまりとしたところです。
毎月24日には縁日が催され、多くの参拝客が訪れるようです。
24日以外はこんな感じで誰もいない静かなお寺になっています。
この辺りからもう、お線香の香りが漂っています。
不思議なもので、「お線香=厳か」なイメージを勝手に持つことが出来ます。
これも、僕が小さなころから「仏教」を身近に感じてきた証拠だと思います。
人が亡くなると、当たり前の様に仏式で葬儀をしますし、実家には亡くなったおじいちゃんとおばあちゃんの仏壇があります。
おじいちゃんとおばあちゃんはいつも僕を見ててくれるような気もします。
これこそまさに「人知を越えた崇拝」ですよね。理屈では説明できません。
話を戻しまして、線香の匂いだけでイメージが湧く。人の記憶力やイメージする力は凄い物が在ります。
はい、では奥の方へ。
いよいよ姿を現したお地蔵様
はい、きれいに整備してありました。
お花もきれいに飾ってあります。きっとお花を生けるのが上手な方が毎日のようにお世話をして下さっているのでしょう。ありがとうございます。
不思議なもので、いつもきれいに整備されていることでお地蔵様も喜んで、健やかなお顔をされているようにも見えます。
お賽銭。5円+1円玉数枚を投入。(一円玉はチップです)
手を合わせてお参りしました。
・僕と家族がいつも健康でいられることの感謝をお伝えしましたのです。
そして、この横に見える「おみくじ」。
僕はおみくじが大好きでして、、すぐに引きます。
「100円投入」「ナミアムダブツ」
・・・結果は。(すみませんここには載せれません)
小吉でした。
「毎日を大切にし、すぐに結果が出なくてもいつか必ず願いは叶う」的なことが書いてありました。最近こういう結果が多いなー。すぐには結果に結びつかない事。それは「もうちょっと修行しなさい」というありがたいお言葉なのかもしれません。
毎日ブログやTwitterを更新することで沢山の本を読んでいます。
インプットの量もアウトプットの量も格段に増しています。毎日が勉強。毎日が修行です。お地蔵様ありがとうございました。
お地蔵様のそばには「猫ちゃん」が数匹。
そして、おそらく毎日のように通われていらっしゃるであろうおばあちゃんが、猫に餌を上げていました。
山の中の猫なので警戒心も強くなかなか近寄れなかったので遠くからパシャリ。
奇麗な顔をしていました。(アイドル級です)
ちなみに動画も撮りました。
猫ちゃん。 #動画 pic.twitter.com/ZNXN798Tvj
— ちょろ @音楽と癒し (@Choro0164) 2019年5月10日
全然サービスしてくれません。w
やっぱり、住む場所で警戒心の度合いが違うようです。田舎の猫ちゃんで恥ずかしがり屋さんなのでしょう。
他の施設
すぐ横には、お札やお線香を売っている建物と休憩場所がありました。
お線香は一束50円。セルフサービスです。(一束、めっちゃありましたので、もっさり使ってお参りしてきました。)
パンフレットとか欲しかったのですが、、、無人な上に施錠がきっちりしてあり、中の様子をうかがうことは出来ません。。残念。
反対側には「資料館」
こちらも毎月の24日の縁日の際には開館されるようですが、この日は誰もいません。
ロビーの入り口だけでも入ってみたかったのですが、、がっちり施錠w
全く中を見ることは出来ませんでした。(また来ることにします。)
改めて感じた「仏教」や「神様」の大切さと身近さ
人間は、気分で生きています。行動するのも気分。何かを買うのも気分。
助け合うのも気分。(顕在意識の中の気分ですね。潜在意的にはもっと大きなスピリットがあるでしょう)
その気分を同じ方向へ向けてくれて、一つにまとめてくれるのが宗教です。
怪しげな集会をして怪しげな寄付金を集めて、意味の分からない水晶を売りつけられるのが宗教ではありません。
ましてや、今日本人が進行している仏教は「大乗仏教」。
誰もが気軽に「信仰していいよ!」というアレンジ型仏教です。
「神様」も同じ。
僕達が気軽に「悪い事」を出来ないのは
「どこかで仏様や神様が見ていて、罰が当たるかもしれない」
と考えるからです。仏様や神様の存在が治安のレベルを上げているのです。
きっと、宗教の信仰心が無くなってしまえば世界はもっと「戦争」にまみれてしまうかもしれません。その抑止力にもなっているのですね。
最後に
日本人は、宗教に対して「怪しげな集金システム」とか「絶対的な戒律を守らなければ罰則がある」とか「めっちゃ布教してくる」とか
悪いイメージを持ちがちです。(僕もそうかも、、、)
でも、ぶっちゃけみんな
・初詣行きますよね?
・お葬式はお寺か神社で行いますよね?
・結婚式は教会か神社で行いますよね?
ほら、信じてるじゃないですか!仏様も神様も。
ということで、日本人は無宗教ではありません。日本人式の「仏教と神教」を信仰しています。
世界のテクノロジー化が進み、物質と情報のスピードが昔より早くなっている今こそ、
人間が本来感じるべき「五感の能力」を高めるのに「宗教」に誇りを持つこと、ご先祖様に感謝すること、今を生きれることに感謝することは今までよりより必要になって来るのではないでしょうか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
以下の記事も参考までに宜しくお願いします。