こんにちは。
ちょろです。
皆さんには「目標」というものがありますか?
簡単な目標で構いません。是非、目標を立てて毎日を過ごしてみませんか?
目標がある人と無い人では日々の積み重ねていくものに差が出てしまいます。
ただし、「目標を設定することで自分が楽しめる」ことがとても大切です。
登山家はなぜ山に登るのか?
登山家はなぜ山に登るのでしょうか?
・運動不足解消のため?
・スポンサーから資金援助をしてもらうため?
・気分転換?
・自分への戒め?
色々な理由があるとは思いますが、大きな理由は一つ。
「山に登るのが好きだから」
です。好きでなければ登りません。
山に登って頂上でしか体験できない事を体験したいから登るのです。
頂上で見る景色、頂上で嗅ぐ匂い、頂上で体感できる空気、頂上でしか聞けない音。
山の下では体験できないことを体験したいから登るのです。
山を登りだしたきっかけもこんなことからではないでしょうか?
「あの山の上には何があるのかな?気になる、、。」
ちょっとした好奇心。ワクワクした気分から全ては始まっています。
そして、「山に登る」という明確な目標を立てたら、次は「どうやって登るのか?」を考え始めます。
どのコースで、どんな日程で、どんな装備で、誰を連れていくのか?
色んな気候条件も考えながら「山を登る」という目標をクリアするやり方を考えていきます。
柔軟に考える
それでも、相手は自然です。
人間が思いもよらないスピードで変化します。
もちろん、プロの登山家はそれを予め知っておいて対応するのですが、実際に登り始めて遭遇することも沢山あるでしょう。
全ての判断は登り始めてから行っています。
「始めは右回りで登っていたけど、どうも難しいから別の案で行こう。」
登りながら沢山の思考を巡らせ、より安全なルート、目標達成に近いルートで登ろうとします。最初に考えていたこととは違う発想が出来るのです。
また、急な悪天候などで、「今回の登山は断念しよう。」と登ることすらも今回は諦めてしまうこともあるでしょう。
全ての思考の原点は目標。「この山を登りたい。」というワクワクした目標からです。
自分の身を守りながら、時にリスクを取って、時に我慢して、時にすいすい登る。
目標を設定してこなしていくとはこういうことです。
そもそも目標が無いとどうなるのか?
目標が無いと人はどこへも進めません。
何のイメージも出来ません。
ワクワクする感情も持てません。
楽しくありません。
だから、「他の人が何をしてるか気になります。」
他人の事をみてると、人は「何でお前ばっかりそんないい想いをしてるんだ?」と嫉妬を始めます。
目指す場所がないから、出る杭を打とうとするのです。
そして、これがまた結構楽しいのです。
「お前だけ楽しんむのは許さない。お前も俺と同じ場所へいろよ。」
といって足を引っ張って自分を安心させようとします。
これは、恐ろしい事です。
もし、このまま足を引っ張っていれば他人は抵抗します。あなたと他人の間には「摩擦」が生じます。
始めはただの口喧嘩。段々エスカレートすると、暴力を。さらにエスカレートして、その人を憎み始め、ついには命を奪ってしまうかもしれません。
だって目標がないあなたには「それくらいしか楽しみが無いのだから。」
恐ろしい話です。
なぜ目標を持たないのか?
では、なぜ目標を持たない人がいるのでしょうか?
一言で言うと、「目標を達成できなくて傷つくことが怖い」からです。
目標を達成させようと思うと、今自分が行動している以上の行動を起こさなければいけません。もしくは、今起こしている行動を限りなく継続しなければいけません。
そして、「目標を立てた」ということを自分自身に宣言し、他人に宣言し、そこへ向けて今日から動き出さなければいけないのです。
人は、自分の未経験の領域に行くことを怖がります。
これは、人の潜在意識(無意識)が主に怖がるのです。
「潜在意識は肉体を守ることが第一だ」と思い込んでいるので、今まで体験したことのない恐怖から逃げようとします。
潜在意識は自分の身を守ろうとしているだけなので別に悪い事ではないのですが、
顕在意識は目標に向かって進みたがります。
そして、普通の場合身を守ろうとする潜在意識に負けてしまいます。
なぜなら、潜在意識のパワーは顕在意識のパワーの2万倍だから。
目標を立てられなかった自分に言い訳を始めてしまいます。
「そんな目標立てたって無理だよ。」
「成功するのは一部の人だけでしょ?」
「今日は気分が乗らないから明日から始めよう」
「周りの人がみんな反対してるからやめようよ」
全部「目標を立てたくない言い訳」です。
では、目標を簡単に立てるにはどうしたらいいのか?
行き方は考えない。行きたい場所だけ決める。
目標を立てられない理由は「その目標を達成できるかどうかわからないから」です。
自分に保険をかけて目標を決めないだけです。
生き方も細かく決めて「完璧な行き方」がないとダメだと自分で思い込んでいるから。
もしくは、誰かからそう言われたから。
でも、先程の登山家の話ですが、「完璧な行き方」などこの世には存在しません。
「自分がどこへ行きたいのか?」を考えてワクワクしているだけです。
目標が遠すぎると自分で感じてしまうなら、明日にでもたどり着けそうな近くの目標にしたらいいじゃないですか!
それでも「目標がない」よりはマシです。
どうやって行くのか?を始めに決めすぎてしまうと、「不安材料ばかり」が頭の中をグルグル回ってしまって、結局何も決めれません。
決めることは一つだけ。「どこへ行きたいのか?」だけです。
今すぐに行きましょう。
行きながら軌道修正や休憩や撤退を考えればいいだけのことです。
最後に
この先5年後、10年後の未来は誰にも分かりません。
ちなみに、いつ「南海トラフの大地震」が来るのかも誰にもはっきりと分かりませんし、いつ、富士山が噴火するのかも分かりません。
文明が発達して、結局どこまでAI化が進むのかも、どれくらいのスピードで進むのかも誰も分かりません。
ひょっとしたら、第三次世界大戦なんてことも起こったりするかも??
だったら、僕達が出来ることはただ一つ。
自分がどこへ行きたいのかを明確にして、ただ前に進むだけです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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