おはようございます。
ちょろです。
僕達人類はこの地球上に70億人います。
そして、その70億人はみな違う価値観の世界を生きています。
僕が見る世界とあなたが見る世界は違っているという事です。
僕達は人との価値観の違いに悩みそれを解決するために多くの人に相談することがあります。
相談をすると誰かが答えをくれるような気がしますが、それは本当に解決するための答えでしょうか?
その相談という行為に意味があったのでしょうか?
ひょっとすると、僕達は意味もなく人に相談しているだけなのかもしれません。
問題が生じるのは人と人の価値観が多様化しているからです。
その価値観を埋める為に相談をする。
でも、相談をしても解決しない。
であれば、相談することなどあまり意味が無いのかもしれません。
ということで、今日の記事は「人に相談しても解決しないのはなぜ?」です。
なぜ人に相談したくなるのか?
僕達は、無意識のうちに誰かに相談をしています。
「この前、こんなことがあってさー、変な人だと思わない?で、私ってどうしたらいいのかな?」
「うわーー。また仕事が上手くいかなかった。何が悪かったんだろう。おい。ちょっと教えてくれよ。」
「人生上手くいかないなー。何が悪いんだろう。」
そう、相談の内容の大小はあれど、僕達は無意識的に知人に相談しています。
そして、相談することでその問題は解決できると信じているのです。
なぜ僕達は相談したくなるのか??
色々考え方はあると思いますが、極論を言うとこうです。
・責任を自分だけで取りたくないから
つまり、責任を誰かと分散して自分の精神的ショックを緩和しようとしているのですね。
でも、建前ではみんなこう言います。
「色々な人の価値観を参考にして新しい発見をしたらいい解決方法が見つかるかもしれないだろ?」
そう。確かに自分には思いつかない方法を思いつくきっかけにはなります。
だから、完全に相談することを否定はしません。
しかし、相談する=解決 ではありません。
最後にどの道を進むのか?を決めるのは自分です。
しかも、決めたことの責任は自分で取らなければいけません。
他人に相談したからって、他人は責任を取ってはくれません。
自分の身を守る為に僕達は相談したくなるのです。
そして、なぜか勝手に解決した気分になっているのです。
人は相談を受けても本気で解決しようとしていない
人はよく人から相談を受けます。
僕達が無意識的に相談をしているように、無意識的に相談を受けているのが人です。
しかも、意識すらしていない相談を「本気で解決しようとして答えているのか?」というのはこれまた疑問です。
そして、もし本当に真剣に考えて相談を受け解決しようとしていたとしても、最後の決定は相談をしてきた人がしなければいけません。
その決定をした人が責任も取らなければいけません。
相談を受けて解決しようと知恵を絞った自分に責任を取る必要は全くありません。
そんな環境の中で問題を解決するために出した答えが本気で考えた答えだとは到底思えないのです。
相談をした人は上手くいけば「あなたのおかげで上手くいったわ」となりますし、
上手くいかなければ「あなたに相談するんじゃなかったわ」なんて怒り出す人もいるかもしれません。
世の中に絶対正しい解決など無いので当たり前の事です。
人というのは本気で解決しようとはしていません。
あくまで、アドバイスを送っているだけです。
解決策は自分で決めるしかないから
どんなに人に相談しても正しい解決策は出てきません。
アドバイスはくれますが、ただのアドバイスで解決策ではありません。
色々な人に相談してアドバイスをもらう。
そして、最後に行動に移して解決策を決めるのはあなたです。
世界中のどこを見渡してもあなたの人生を決めてくれる人はいないのです。
自分でどこへ向かうのかを決め、自分の足で歩いていくしかないのです。
僕達は、誰かに相談することでなぜか「安心」します。
責任を分散できたような気分になるからですが、それは錯覚です。
問題が解決しない事には責任は自分が一人で持っているのです。
でも、相談することは無駄な事ではありません。
新しい発見を得ることが出来るチャンスだからです。
自分でどこへ進むのかを決め、問題の解決に挑み続けます。
僕達はその過程で強くなり続けます。
上手くいくこともあれば、失敗することもある。
その中で努力し何かを積み上げて自分のレベルを上げていくのです。
以下の記事を参考ください。
人に相談してアドバイスを沢山貰い、自分の中で本気で考えて本気で決める。
問題の解決策をぎゅっと握って前に進み続ける。
そこでいばらの道を進み続けることで僕達は強く成長していきます。
ブログを書くのもそう。音楽を作るのもそう。ゲームをするときだってそうです。
仕事なんてその積み重ねですよね??
僕達は知らず知らずの間に多くの事を無意識的に経験し、自分なりの解決策を見出しているのです。
相談をすることは悪い事じゃないですが、相談を沢山したからって解決に結びつくことはありません。
そのアドバイスを基に自分がどう行動したのか?というところが大切なのです。
行動の先に解決が待っています。
なぜ解決しないのか分からないから
例えばあなたが友人から相談を受けたとします。
「今度のパーティーで着ていくドレスは何色がいいかな?」
というような内容だったとしますね。
あなたは、必死になって今のトレンドの色やデザインをネットや雑誌を呼んで勉強して、友人にアドバイスとして提供します。
そして、友人は問題の解決策をあなたの意見と上手く擦り合わせて導き出します。
「よし!このブルーのドレスにしよう!」
となって、決定します。
しかし、パーティーの当日パーティーに行ってみると、、、
「自分の嫌いな人と全く同じドレスを着ていってしまっていた、、」
なんてことも起こるかもしれません。
それは、相談してきた友人にも分からない事ですし、相談を受けたあなたにも分からない事です。
「ブルーのドレスがいいよ!絶対!」
とおすすめしても、相談してきた友人はブルーが好きでは無いかもしれません。
話を変えると、
山に登るのに右から登るのか?左から登るのか?
ぶっちゃけ、どっちから登っても一緒なのです。
右から登るのであれば右から登るための準備を
左から登るのであれば左から登るための準備を
それぞれしておけば問題ありません。
しかも、自分で本気で解決策を決めて本気で準備しない限りその先の解決は絶対にありえません。
しかし、自分が本気で解決しようと取り組めば、実はどっちを解決策に選んでも結果は一緒なのです。
腹が据わっていれば入り口で迷う事はありません。
ようは、相談する前に覚悟を持てているか?本気で解決しようとしているか?
が大切なわけです。
最後に
僕達の人生は選択の連続です。
選択が無い日は絶対に在りません。
もし選択が無い一日があったとするならばそれは生きていないのと一緒だと思います。
朝何時に起きるか?起きたらどちらの足で歩きだすのか?朝食は何を食べるのか?
何時に家を出るのか?どんな髪型で行くのか?どんな服装で行くのか?
事細かく選択が続きます。
その度に僕達は解決策を考え自分なりの道を進んでいっているのです。
そして、上手くいくこともあれば上手くいかないこともある。
その毎日の一瞬一瞬の積み上げを糧にして成長していくのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみに、うつっぽい症状の人は自分で決めないほうがいいのでしょうね。
以下の記事も参考になれば幸いです。
夜眠れないほど悩んでしまった人にはこちらをおすすめしています。