おはようございます。
ちょろです。
僕達人類はこの地球で誕生してから約20万年。
20万年間進化を繰り返しながら生きてきました。
いつ滅亡するのか分からない不安な時間を「カウントダウン」しながら生き延びてきたのかもしれません。
20万年前の人類にも「不安」という感情はあったのでしょう。
「ポジティブ」な思考を持つご先祖様もいれば「ネガティブ」な思考を持つご先祖様もいたのではないかと思います。
昔の人類もスピリチュアルな波動を感じながら生きていたはずです。
僕が思うのに、
「人類とは弱いから滅亡しなかった」
のではないかと思います。
弱いから多くの事に対応できる人類。
僕達は、それくらい地球にとって必要な存在だったのは間違いありません。
スピリチュアル的にも非常に価値の高い存在です。
人というのは弱い生き物
人というのは非常に弱い生き物です。
例えば、自然災害が起こると多くの人が亡くなってしまいます。
雲から発生する雷に打たれると人間は簡単に死んでしまいます。
人工的に作られた「爆弾」のようなもので爆風を受けると殆どの方は生きてはいれないでしょう。
体の中の血が半分以上無くなると人間は死にます。
人類というのは本当に弱い生き物です。
弱い生き物だからこそ「凄く考える生き物」です。
感情という物も持ち合わせます。
考えて、感情をもっているから、「滅亡」に対する意識も持ち合わせます。
「いつか我々人類は滅亡するんじゃないか?」
「そのカウントダウンはもう始まっているんじゃないか?」
と考える人間が出てくるのも我々人類が賢いからです。
でも、賢いから弱いのです。
(この辺は、卵が先か鶏が先か議論ですが。)
弱い人間ですが、少なくともこの地球に現在の「人」という姿で20万年は生きています。
しかも、地球上で最大の文明を誇示しているのはまちがいなく人間でしょう。
それでも、我々人間はまだまだ先の文明を創り上げようとしています。
その「生き延びたい」「進化したい」という欲望は果てしないですね。
きっとどこまでいってもこの欲望が尽きることはないでしょう。
その欲望や願望を感じることがスピリチュアルパワーを産み出すのです。
スピリチュアルパワーで僕達人類は突き動かされさらに進化を遂げていきます。
今後、どんな人類の文明になるのかは分かりませんが、もっともっと進化を続けていくはずです。
3か月が蘇りのカウントダウン
僕達人間の細胞は3か月周期で入れ替わっています。
3か月が蘇りのカウントダウンなのです。
細胞が生まれた時点で3か月のカウントダウンに入ります。
細胞が入れ替わることをターンノーバーと言います。
3か月後の自分の体は、今の自分からすると自分であって自分ではないようなものです。
つまり、同じ体を生きているように僕達は感じていますが、3か月前とは違う体を生きているのが僕達人間なのです。
常に産まれて、死へのカウントダウンを3か月周期で繰り返しながら、
約90年間それを繰り返し続けて、本当の死へとカウントダウンをし続けるのです。
人の体は、魂が無くなると腐敗します。
魂はスピリチュアルパワーです。僕達の体はつまり、スピリチュアルパワーで出来ているのです。
スピリチュアルが呼吸をさせたり、心臓を動かして血を全身に行き渡らせるから僕達の体は腐らないのです。
3か月周期で蘇ることを継続させることもスピリチュアルパワーです。
蘇り続けなければ僕達はあっという間に腐ってしまいます。
常に進化を続けているから死なないのです。
己の弱さを知っている人間だからこそそれを継続出来ているのです。
当たり前の様に全ての人間が無意識的に行っている細胞のカウントダウンですが、これは、当たり前でも何でもなくて、非常に価値のある繊細な行為なのです。
ターンノーバーは物凄い技術です。繊細な体を持つ僕達は本当に素晴らしいのです。
滅亡というのは実は幸せ
人類は常に「生きる」という選択をしてこの地球に存在し続けています。
「死」というのがとても怖い。だから生き続けるのです。
でも、本当に苦しいのは「生きている間」なのです。
死んでしまう事は本当はめちゃくちゃ楽なのかもしれません。
(仏教でも釈迦は「生きる事は苦業」だと言っています)
でも、「死」というのは本当に怖い。
その感情は僕達のスピリチュアルパワーが潜在意識に働きかけて創り出している感情です。
生きるのも苦行。死ぬのも恐怖。
であるならば、苦行の「生きる時間をより少しでも幸せにしたい。」と考えるのが普通でしょう。だから僕達は「幸せになる為に生き続ける」のです。
人類が一番幸せになるのは滅亡してしまう事かもしれません。
しかし、それは、今のところスピリチュアル的に絶対に不可能です。
もちろん今後の地球の変化でいつか我々人類は滅亡します。
そのカウントダウンはもう始まっているのかもしれませんが、今はまだその時ではありません。
「苦しいから早く滅亡したい」
「でも、滅亡も、死ぬことも、全部怖い。」
「だから僕達は生き続けよう。苦しくても生き続けよう。」
となって僕達は毎日を苦しみながら生きているのです。
それを何とか楽しく出来ないかな?と考えるスピリチュアルパワーが
「ポジティブ心理学」なのです。
本当は「ネガティブだらけのこの世界」を「ポジティブに生きよう」と考えるのですから非常にストレスが溜まってしまいます。
しかし、それでも僕達はなんとか「ポジティブに生きよう」「幸せに生きよう」と毎日考えます。それがスピリチュアルパワーを増幅させるのです。
苦しくても、悲しくても、そんな感情をもしあなたが持っているなら、そんなあなたは
「正常な人間」なのです。
ずっと「前向きで」「ポジティブ」な人間などいません。そんな人間ばかりだと人類はとっくに滅亡しています。
「ネガティブな感情」が僕達を生かしてくれているのです。
弱いからこそ生き延びる理由
画像は、僕が昨日食べた「鉄火丼」です。
僕はマグロが大好きで定期的に鉄火丼を食べます。
つまり、マグロを捕まえる人がいて、その捕まえられたマグロを僕が美味しく食べているという事になります。
マグロは大きいです。
過去最大のクロマグロは全長が約3mです。
人間の倍のサイズの生き物です。
永遠と海の中を物凄いスピードで泳いでいます。
人間が当たると、きっと海の中では殺されてしまうでしょう。
でも、人間はそのマグロを上手に捕まえて食べています。
人間の方が一見すると弱そうですが、弱いからこそ勝ってしまうのです。
弱くて儚い生き物の人類は「自分たちが死なない方法」をずっと考えています。
肉体的には自分の肉体を失う事が「恐怖」でしかないわけですから、死なない方法を考えるのは自然な事です。
スピリチュアルパワーは潜在意識にどんどん働きかけ、「なんとか肉体を守ろう!」とし続けます。3か月周期のカウントダウンでターンノーバーを繰り返したり、肉体を失って滅亡しないように必死になって考えます。
そこに「人が弱いけれど強い」という秘密があるわけです。
人は簡単に死ぬけれど、簡単には死なない。
そういうことです。
早く死んで楽になりたい反面、滅亡したくない想いもあるのです。
うつ病になってしまっている人は、そこの部分で思考が疲れてしまっている人なのでしょうね。とても考えすぎる人で繊細な人ですね。
繰り返しますが、僕達人類がこの地球に産まれて20万年。
その間に多くの気候の変化や生物形態の変化が起こったでしょう。
でも、我々人類は「滅亡」という事態を避けて歩んでくることが出来ました。
滅亡はいつかはやってきます、そして人類滅亡へのカウントダウンは始まっているのかもしれません。しかし、それは誰にも分からないのです。
だから、僕達が今できることは、
「このクソみたいな苦しい毎日を幸せに生きる。」
これしかないのです。
生きていれば苦しいのは当たり前です。
ネガティブなあなたは全然悪くありません。
ポジティブになれるならなればいいですが、ネガティブなあなたも全然悪くなくてむしろ普通なのです。
継続することが苦しくない人はいません。
でも、僕達の体の細胞は3か月周期のカウントダウンを継続して行って生きています。
無意識的に全員がしていことです。
苦しくても継続しています。
だから、僕たちは生き続けられるのです。
そんな弱い自分をもっと認めてあげましょう。褒めてあげましょう。価値を認めましょう。それでいいのです。
最後に
この先人類がどこまで生き延びるのかは誰にも分かりません。
滅亡のカウントダウンは始まっているかもしれませんが、そんなことは実は「どうでもいい」のです。
僕達は今を楽しみ、苦しみ、幸せな文明を構築して、自分たちの弱さを認め続けて生きていればそれで問題ありません。
人間の弱さに乾杯!!!
最後までお読みいただきありがとうございました。