おはようございます。
ちょろです。
皆さんは人間関係で悩まれたことはありますか?
基本的にこの世に生きている人間であれば「人間関係で悩まない人」などと言うのはいません。
なぜなら「人は一人で生きてはいけないから」です。
この世にオギャアと産まれて誰とも関わらずに生きていくことなどあり得ないという事です。
そもそも、この世に産まれた時から「お母さん」という存在と関わって生きていますので、お母さんなくしてあなたは存在しません。
初めの人間関係の構築は「お母さん」なのです。
では、本題。
人というのは「いい人間関係を作りたい」と願います。
それが一番「快感だから」です。居心地がいい場所に留まりたいと考えるのが人間の本能だからです。無意識的に「いい人間関係を作ろう」としています。
でも、それはあり得ません。
いい人間関係があるとすれば「双方が我慢し合っている状態」です。
互いが互いの為に我慢し合っている状態。
それが「いい人間関係」です。
では、具体的に記事を書いていきます。
全ての人が仕事を辞めるのは人間関係から
全ての人は「人間関係」が理由で仕事を辞めます。
今「そんなことないだろーー。」と思われた方もいらっしゃると思います。
そうですよね。
「仕事が合わないから」とか「給料が安すぎるから」とか「拘束時間が長すぎるから」とか人が仕事を辞めるには色々な理由があります。
では、それぞれどこに「人間関係」が絡んでいるのかを書いてみましょう。
仕事が合わないから辞める
仕事が合わないから辞めるというのは「今の仕事をしていても張り合いが無くてつまらない」とか「頑張ってもうまく出来ないから」とかそういう理由だと思います。
では、その仕事をあなたに与えているのは誰でしょうか?
上手く出来ないあなたに適切な指導をしないのは誰でしょうか?
「会社の上司」や「会社の同僚」ですよね。
仕事が合わないから辞めると言っている人の裏側には「人間関係」が絡んでいます。
給料が安すぎるから辞める
給料が安すぎるからという理由で辞める人。
そのあなたの給料の額を決めているのは誰でしょうか?オーナーですか?会社の経理部でしょうか?人事部でしょうか?総務部でしょうか?色んな人が「あなたの価値」を総合的に判断して「給料の額」を決めています。
ここにも人間関係が絡んでいます。
拘束時間が長すぎるから
拘束時間が長すぎるからという理由で仕事を辞める方。
その仕事の拘束時間を決めているのは誰でしょうか?
恐らく上司です。つまり、上司との人間関係が絡んでいるのが「拘束時間の長さ」なのです。
つまり、どんなことで仕事に対して不満を持っていたとしても結局は
あなた自身 対 あなた以外の人
という対立構図であなたが仕事を辞めなければいけないほどのストレス環境に追い込まれるのです。
いい人間関係を作ろうとしない
いい人間関係を作ることは絶対に不可能です。
そもそも、この世に良い人間関係などという物は存在しません。
無理にいい人間関係を作ってもどこかに歪みが残るだけなのです。
ちなみに僕が言っているのは「わざと喧嘩をして対立していけ」ということではありません。「無理に仲良くする必要は無いんじゃないの?」ということを言っているだけですのでご注意ください。
いい人間関係を作ろうとすれば誰かが我慢をしなければいけません。
片方が我慢すれば片方は優位に立つし、もう片方が我慢すればもう片方が優位に立ちます。
そうやって、人というのは「お互い様」の心で生きているのです。
「この人との丁度いい折り合える場所はここだ」
というものは絶対にあり得ません。
では、まず人間関係を良くしようとする前に何をすることをお勧めするのか?というと。
自分を好きになる事
です。
あなたが自分の価値に気が付いて、「別にみんなと仲良くしてもしなくてもどっちでもいいか」と思えることが重要です。
あなたは誰の為に生きているのか?「あなたの為」です。
周りの人を円滑に動かすためにあなたが生きているわけではありません。
とすれば、あなたの役割とすれば「あなたに出来る事はやるけど、出来ないことはしない」というスタンスでなければいけません。
そのスタンスを保つためには「自分を好きになる事」が非常に重要なのです。
とにかく我慢をすればいい
それでも、もしあなたが「いい人間関係を作りたい」と思うのであれば、簡単です。
徹底的に自分の主義主張を言わずに我慢することです。
あなたは意見を持っていても言わないのです。
そうすればあなたの周りの人はいつも「快感」です。
あなたは我慢をして苦しくてストレスかもしれませんが、円滑な人間関係は構築できるでしょう。
でも、僕はこのスタイルを「全く応援しません」
というのも、そんなあなたの生き方は「あなたが幸せではない」からです。
我慢してあなたを取り巻く人間関係を円滑にするためにあなたは産まれて来たのですか?そうではないですよね?
あなたは自分のやりたいことをして、幸せになる為に産まれて来たのです。
その幸せになる過程に「人間関係」が絡んでいるだけです。
ずばり言いますと、
「いい人間関係を作る方法などあり得ません」
みんな人はわがままです。
自分だけに得になるように「無意識的」に必ず思っています。
そうでない人は人ではありません。
だから、他人のわがままも尊重したり、人格を敬ったりすることが重要なのです。
「俺もワガママにするから、お前もワガママにすればええやん」
ということになるのです。
で、何か問題が起これば二人で話して解決していく。
これしかあり得ないのです。その関係に不満があればその人とは縁が無かったと別れるしかありません。
言いたいことを言いすぎれば悪化するもの
自分の主義主張を言い続ければ、人間関係は悪化します。
つまり、「敵」を作りやすくなります。
でも、僕たちは自分のやりたいことがあって、それを実現するために生きているのですから、主義主張をしないわけにはいきません。
どこへ進もうか決まっていない人生程「悲しい人生」はあり得ないのです。
人というのは非常に賢い生き物で、どこまで主張すれば敵を作らずに済んでさらに自分の願望を実現するための主張が出来るのかを「無意識的」に判断して行動しています。
言い過ぎたら、謝るしかありませんし、全く言わずに我慢していればいつか「ストレスパワーが蓄積」してあなたの感情は大爆発を起こすでしょう。
どこに人間関係の正解があるのかは誰にも分からないのです。
言い過ぎたら謝って。言いたくなったらはっきり言う。
この過程を繰り返しながら他人と付き合っていくしかありません。
その時に必要なのが「あなたがあなたを好きでいること」なのです。
昨日書きました記事でN国の立花氏のことを書いていますが、「わざと言いすぎて人をうまく巻き込んでいらっしゃる」と思います。
アメリカ人はプレゼンが上手い
アメリカの方はプレゼンテーションが上手です。そして日本人は下手です。
その理由の一つは「自己評価を高める教育をしている」からです。
あなたがあなたらしく生きてもいいという教育をずっとしているのがアメリカです。
国土の広さも関係していると思いますが、自由奔放に生きやすい国なのがアメリカなのです。(自由な分、責任も自己責任で重い)
もちろん、アメリカの学校では「プレゼンのやり方」を教えて、実際に授業で行い続けているのでプレゼンが上手いのですが、、。
そのプレゼンが上手いという理由の根底には「あなたがあなたを好きだから主張を続けられる」という理由は間違いなくあるでしょう。
人と人の距離感に正解はありません。
その時によっても違いますし、場所によっても違います。
だから、「人間関係を構築すること」を目標にしてはいけないのです。
人間関係の構築は手段であって目的ではありません。
あくまであなたがあなたらしく幸せに生きるための手段なのです。
無理にいい人間関係を作ろうとする必要は無いのです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
いい人間関係を作ることは確かに必要です。
でも、いい人間関係の正解などありません。
そして、その作り方もマニュアルなどありません。
ただ、あなたがあなたを認めて、他人も認める。
これだけではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。