おはようございます。
ちょろです。
日本人は「みんな一緒」が大好きな国民です。
「出る杭は打たれる」と言いますが、周りの人より目立つと、「お前はでしゃばるな」といって、責められます。
チームがバラバラに動いてしまい、統率が取れなくなることを極端に嫌うからです。
でも、それでは前向きな人のエネルギーを全体に波及し、より強くて前向きな日本の未来はやって来ないように感じます。
今こそ日本人は変わる時なのです。
自分の意見を持ってヒーローとして戦う事をしなければ今の日本の経済発展はありえません。それだけ日本の経済成長は停滞したままなのです。
われわれ日本人はヒーローとして戦う覚悟を持つべきなのです。
「皆飛び込んでいますよ」というヒーローになりたがらない日本人
よく言われている有名な冗談話。
10人乗りの救助ボート。12人乗りました。
当然ボートは沈没します。人員を減らしたい!
では、どうやったら人は海に飛び込んでくれるのか?
アメリカ人
「この状況で海に飛び込んだあなたはヒーローだ!」
ドイツ人
「飛び込むことがルールです。」
イタリア人
「海に美女がいますよ。」
北朝鮮人
「飛び込めば今すぐに亡命できますよ!」
そして、我らが日本人。
「みんな飛び込んでいますよ。一緒に飛び込みませんか?」
ダサい。究極にダサいです。
どれだけ「人と同じ」ということに価値観を感じていて、自分の身を守れると思っているのでしょうか?
「人と同じ」ことをすると確かに目立ちません。規則もきちんと守れてチームの統率も取れます。
でも、その中から新しい意見は生まれにくいですし、意見が出てくるスピード感も遅いです。
日本人が意見を一つ言う間にアメリカ人は3個も4個も10個も言っています。
日本人が1回チャレンジする間にアメリカ人はその3~10倍もチャレンジしているのです。
失敗も多いが成功する可能性も高い。だから、アメリカにはベンチャー企業が多いイメージなのですね。「自由度の高いアメリカ」というイメージがありますが、「自由な国に国民が作り上げている」という方が正しいのかもしれません。
戦わないという国民性は決まっているのか?
「いやいやいや、待てよ。アメリカ人と日本人。体格も違えば元々のルーツも違うから、同じように比べたらダメでしょ。国が崩壊する。」
こんな意見を皆さんイメージされましたか??
そう、きっと殆どの日本人は上記の様に思うでしょう。
でも、、
「アメリカ人も日本人も、ヨーロッパ人も南米人も、、人間のルーツは一緒なんです!」
「元々同じDNAの個体が枝分かれして世界中に散らばっているだけなんです。」
人類の起源は20万年前のアフリカ大陸。
ここで産まれたホモサピエンス(アウストラロピテクス)が全ての人類の原点。
そこから、食料や土地を求めてヨーロッパ、アジア、アラスカを通ってアメリカなどへ
移住していきました。
その中で、その土地の気候に合ったように肉体を適応させてきて今の〇〇人がいるわけです。
日本人も実は元々黒人だったのです。
日照量が多い場所の人の皮膚は黒いままですし、日照量が少ないところの人の皮膚は白いです。こうやって進化してきたのです。
「いや、ルーツは一緒でも身体能力は黒人の方が高いでしょ?」
いえ、黒人も黄色人種も、筋肉の付くペースは一緒なんです。
問題は「トレーニングをする習慣」があるか無いかの違いだけです。
日本人よりも外国人の方がトレーニングを昔からしているから筋肉が早く付くように見えるだけです。
筋肉の付きやすい部位は違えど、付くスピードは一緒なんですね。
だから、外国人も日本人も一緒です。
どんな習慣の中で生きてきたのか?そして、自分はどうなりたいのか?という概念の違いだけです。
習慣が人を変える。意見を持たなければ戦う事は出来ません。
僕達の人生は「大体毎日同じルーティーン」を繰り返しています。
基本的な行動は一緒でちょっとずつ変化していっているだけ。
「寝て起きて、お腹が空いたら食事を摂る。」
この繰り返しですね。
日本の国土はアメリカから比べれば俄然小さいです。
人口密度もそれなりに高いです。
そんな環境の中でコミュニティを形成して生きてきた日本人。
「自分たちの能力はアメリカよりも劣っているんだ」という思想が根幹に根付いているのは間違いありません。(第2次世界大戦後にアメリカに統治されたことも影響か?)
「日本人はチームワークで団結しなければ勝てない。」
こんな思想が国内には当たり前の様にあります。
「え??日本人も個体は外国人と一緒??なのに肉体的に劣っているの??同じじゃない??」
そう。実は同じなんです。
チームワークが良くなると「力が増す」のは日本人もアメリカ人も一緒。
なのに、日本人はなぜか劣等感を持っているから、「個体ではアメリカ人には勝てない」と思い込んでいるだけなのです。
チームワーク力が優れているのは日本の素晴らしいところです。
ただ、チームワークを乱せないというダサいところを同時に持ち合わせているのが日本人です。
自分の意見を持ってヒーローになって戦う方法
まず、「なぜ、自分の意見を持った方がいいのか?」
というところからなんですが、
一言で言うと、「自分の身は自分で守るしかない。」
ということです。
親や先生、上司、先輩、家族、友達。
みんな色んな事をあなたに教えてくれるでしょうし、時にサポートもしてくれます。
でも、本当にみんなあなたの為だけに手伝ってくれますか??
全員がボランティアで善意の心のみで手伝ってくれますか??
一時はそうかもしれませんが、永久にサポートをしてくれる人はまずいないでしょう。
だって、みんな自分の人生や生活があります。
あなたのためだけに人生を捧げてくれる人なんて、なかなかいません。
だから、僕達は「自立」するしかないのです。
自分たちで勉強して、自分たちで行動して、自分の意見を持って個人として強くなっていくしかないのです。
その為にはアメリカ人のように何度も失敗しても諦めずにトライし続けることで成長するしかありません。
ヒーローになるための方法はただ一つ。
「この事案に関して自分はどう考えるのか?周りの意見はどうなのか?でも私も譲れない。あなたと議論をしましょう!」
こういう「自立的な思考」を持つ癖を続けるしかないです。
何度も言うように、チームがあなたを永久に救ってくれることはありません。
その手助けは一時的なものです。
だから、いつ自分が一人になってもいいように「考える癖」を持ち続けませんか??
するとチームからはみ出してしまうことも「出る杭」になってしまうこともあるでしょう。(現に近年の日本の若者はSNSやネットなどのツールを使い、自己発信をする人が増えてきました)
でも、まだまだ国内の意識が弱いと感じます。
「嫌な事は嫌」でしょ?なのに我慢するんですか??
「我慢する方が得」な時もあります。でも「ここは我慢するからこっちは譲ってよね。」くらいの図々しさを持つべきです。
敷かれたレールは地獄に向かうトロッコのレールかもしれませんよ。
最後に
現時点での日本国の借金は約1000兆円です。
借金の額よりも
社会の高齢化で国内に元気が無くなっていることの方が問題だと思っています。
近年のネットの普及でようやく活発に動き出している日本人ですが、外国人はもっともっと考えて行動しています。
毎日考えて行動し続ける元気なヒーローのような人にはみんな魅力を感じます。
「あの人失敗もするけど成功もするよね!」「あれだけ毎日考えて頑張ってる人は信用できる。」
信用されるということは「お金が入りやすくなる」ということです。
国内にはかつてないほどの現金が出回っています。
なのに、どこかで滞っていてうまく回っていません。
そこには、「ヒーローになれずに信用力がない人」がまだまだ沢山いる。
という理由も一つはあるのかもしれません。
人と違う意見を持つことで成功できるとは限りませんが、少なくとも自立しようと自分で考える人はとても前向きに力強く見えます。実に頼もしいです。
そんな人の方をみんな信用するんじゃないかな??
と思うのは僕だけでしょうか?
自立するために毎日学ぶ。ここにヒントがあります。