人は幸せになりたいと願って生きるものです。人生の最終目的は「幸せ」だといって、間違いないでしょう。
そんな中、スピリチュアル的によく言われている言葉が「幸せはいつも自分の心が決める」という言葉です。
つまり、自分が幸せだと思い込めれば、いつでも幸せな世界に生きられるということ。
しかし、多くの人は「自分が幸せ」だと思えずに毎日を過ごしています。
そこで、今回はどうして人は「幸せはいつも自分の心が決める」を実行できないのか?
するためにはどうすればいいのか?について、詳しく解説していきます。
人は他人のことを幸せにすることは出来ない
大前提として、人は他人のことを幸せにすることは出来ません。
幸せの基準は人それぞれ違って、あなたが幸せだと感じることを、他人も同じように幸せと感じない場合があるためです。
僕は、お酒を飲んで楽しい気分になるのが「超幸せ」ですが、お酒が飲めない人からすると「超不幸せ」に感じるでしょう。
みんなで集まってワイワイするのが幸せだという人もいれば、一人ぼっちでゆっくり過ごすことが、幸せだという人もいます。
確かに、お金を上げれば豊かになって気分は幸せを感じますが、今度はもっとお金が欲しくなって、この幸せな状態も長続きしません。
このように、人は他人のことを幸せにすることは出来ないのです。そこでみんな考えるのが、「自分で幸せだと思ってしまおう」ということなのですが、なぜかこれもうまくいきません。
それはどうしてなのか?どうすれば幸せになれるのか?次項以下で解説します。
幸せはいつも自分の心が決めるが出来ない理由
僕が考える、「幸せはいつも自分が決める」が出来ない理由は、以下の3点です。
・ポジティブになろうとし過ぎるから
・人は元々ネガティブになるように出来ているから
・人は人と比べるのが好きだから
一つずつ、深掘りして解説いたします。
幸せはいつも自分の心が決めるが出来ない理由①ポジティブになろうとし過ぎるから
人は幸せになろうと考えると、「もっとポジティブになるぞ!」と自然と考えます。
元気に体を動かして、無理やりネガティブな面は見せないようにグイグイ進んでいくでしょう。
「ネガティブな言葉」も避け、ポジティブな言葉しか使わないことを徹底し始めます。
しかし、この方法では脳は「幸せを感じなくなってしまう」と言われているのです。
無理にネガティブを押し殺して、ポジティブだけで埋め尽くそうとしても、幸せを感じることはないでしょう。
幸せはいつも自分の心が決めるが出来ない理由②人は元々ネガティブになるように出来ているから
2つ目の理由としては「人は元々ネガティブになるように出来ているから」です。
人は赤ちゃんの時は、どんどん突き進むポジティブですが、生きているうちに自分の身を守るため、どんどんネガティブな情報を吸い上げていきます。
そして「世の中にはネガティブだらけだから、危険な事はやめておこう」と思って、真面目に生きるのです。
将来設計を立て、死に直面しないようにネガティブを使って身を守ります。
もしあなたにネガティブな感情がなければ、今生きていることは不可能でしょう。
それぐらいに、僕達にとってネガティブな要素は必要なのです。
幸せはいつも自分の心が決めるが出来ない理由③人は人と比べるのが好きだから
3つ目の理由としては「人は人と比べるのが好きだから」です。
人というのは、自分の立ち位置が周りと比べて「どうあるのが適切なのか?」を見定めて、自分のあり方を決めています。
日本人は特に「空気を読むのが得意」と言われているように、他者と自分の距離感を見定めて、自分のあるべき姿を決めていると言えるでしょう。
その癖があり、常に人は周りと自分を比べて生きています。
なるべく比べないように努力はしますが、中々100%比べない事は出来ないでしょう。
めっちゃ人と比べて凹んでしまうそこのあなた。あなたは「非常に優秀で普通な人」だったのです。
今はそんな自分をかばってあげてください。
でも、どうせだったら「幸せはいつも自分の心が決める」を実行したいですよね?それは、どうすれば出来るのでしょうか?次項で見ていきましょう。
幸せはいつも自分の心が決めるを実行する方法
「幸せはいつも自分の心が決める」を実行するための方法は、以下の2点です。
・今の環境に感謝する
・最悪の試練を受け入れる
無理やりポジティブになろうとすることは逆効果、無理して人と比べない事をするのも逆効果なのです。
こちらも詳しく解説していきます。
幸せはいつも自分の心が決めるの実行方法①今の環境に感謝する
「幸せはいつも自分の心が決める」を実行する方法1つ目は「今の環境に感謝する」です。
今あなたは、スマホでこの記事を読める存在です。
おそらく殆どの方は、両手両足が揃っている方でしょう。
もし、手や足がない方であっても、スマホやパソコンでこの記事は閲覧できているわけです。
ここに存在出来ているあなたは、間違いなく幸せです。
僕も、この記事を無事に書けていることは、かなり幸せに感じます。
ブログを運営するのにもちょっとだけお金がかかりますが、そのお金を捻出するための仕事もあって、自宅もあって、パソコンとネット環境もあるわけです。
本当に、地球に産まれて日本に産まれて、最高に幸せなのではないでしょうか?
あなたも僕も、めちゃくちゃ幸せな二人です。
幸せはいつも自分の心が決めるの実行方法②最悪の試練を受け入れる
「幸せはいつも自分の心が決める」を実行する方法の2つ目は「最悪の試練を受け入れる」です。
人生には、自分の思い通りにならないことが無限に起こります。
生きている中で、自分の思い通りに起こることの方が少ないのではないでしょうか?
そしてみんな「自分の人生は思い通りになっていない。最悪の状態だ。全然幸せじゃない。」と思ってしまいます。
でも、その最悪の状態はあなたをめちゃくちゃレベルアップさせてくれます。
最悪の状態の時に感じたストレスは、世界を完全に変えてくれるパワーです。
無理にポジティブになって、「ネガティブは見ないようにする」のではなく、「来たなー!最悪の試練!ここでレベルアップするぞ!」と最悪の試練を受け入れてみましょう。
確実にあなたは幸せな自分に近づいていけるはずです。
幸せをいつも自分で決めていると周りもしあわせになる
自分が幸せなんだということを、自分自身で決めて行けるようになると、あなたの周りには「幸せなあなたと一緒に幸せを感じたい」と思う人ばかりが集まるようになります。
初めは「なんだ?幸せぶりやがって!ムカつくな!」と思っている人でさえ、いつの間にか「ん?段々幸せになってきたような、、」と感じやすくなるのです。
いや、あなたの周りに集まってくる人は無意識レベルでは「幸せになりたい」と願っている人なので、あなたと同じ場所に立てる。
だから、どんなに「幸せになるわけねーじゃん」と思っている人でも、最終的にはあなたと同じように幸せを感じられます。
あなた自身が「幸せ」になることには、周りの人も幸せにする、こんなに素晴らしい効果が含まれていたのです。
もっともっと、幸せを感じきってみてはいかがでしょうか?
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は「幸せはいつも自分の心が決める」を多くの人は実践したいのに、どうして実践できないのか?どうすれば出来るようになるのか?という点について、詳しく解説してきました。
幸せになろうとすればするほど、幸せからは遠ざかっていき、自分の今の状態に感謝をすればするほど、幸せはやってきます。
早速、出来ることから実行して、最高の幸せな人生を手に入れてみましょう。
やっぱり「幸せはいつも自分の心が決める」なのです。